Tachi-ken Blog

安全大会

6月20日 安全大会を開催させていただきました。

 

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今回も埼玉西武消防局入間消防署の皆様にお世話になり

 

熱中症現場事故における救命応急手当などの

 

講習をして頂きました。

 

たくさん為になるお話ばかりだったのですがそのなかで

 

いくつか紹介させていただきます。

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● 出血がみられた場合の応急処置

 

止血をする。 その際、清潔なタオルなどで圧迫する。

 

ドラマなどで怪我してしまった人の出血を止めるために縛ったりするのを見た事ありませんか?

 

私はそんな記憶があり、縛って止血するものだと思ってました。

 

その方法も間違ってはないそうなのですが、ずっと縛ったままだと壊死につながるそうです。

 

清潔なタオルなどがなく直接圧迫できない場合はなるべく紐のように細いものを使わず縛っても30分以内でゆるめ

 

出血があっても1~2分はゆるめた状態にし、再度縛るそうです。

 

● 指切断

これも圧迫止血。 そして切断してしまった指は洗ったりしてはいけないそうです。

 

これも変な噂で牛乳に付けて病院に持っていくと指がそのままくっつくなどの都市伝説?

 

聞いたことありませんか?

 

まったくの逆でしたwobbly

 

乾燥したガーゼやハンカチなどで切断してしまった指をつつみ密封して袋に入れる。

 

別の袋に氷水を用意し指の入ってる袋をその中に入れ冷やすそうです。

 

切断した指を洗ったりして濡らしてしまうとくっつかなくなってしまうそうです。

 

切断した指は乾燥と冷却が重要だそうです。

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● 滑落の場合

ケガ人への対処

傷病者の体はむやみに動かさない。脊髄を動かさない事が大切。

 

滑落した場合、忘れてはいけない事が二次災害の確認。

 

落ちてしまった頭上から何か他にも物などが落ちてこないかを必ず確認してください。

 

もし二次災害の恐れなどがあり、傷病者を移動させなくてはいけない場合は

 

なるべく多くの人を呼び首をしっかり固定して移動させてください。

 

板などタンカ代わりになるようなものがあれば使用する。

 

傷病者以外のものがしなくてはいけない事

119番をする。 

 

滑落した高さ・地点の状態(土なのかコンクリートなのか)・落下途中の状態(そのまま落下したか、何かにぶつかったか)を報告する。

 

救急隊がくるまでにする事。

 

救急隊が作業をすぐに出来るようにスペースを作る。 物など材料などどかす。

 

そして傷病者の観察。

 

意識はあるか? 受け答えなどの反応。 呼吸はあるか? 会話ができるか?

 

意識(呼吸)がない場合はすぐに蘇生法をする。

 

そして救急隊がくるまでの間は傷病者を励ます事が大切だそうです。

 

その時に体を動かさないでと促すことを忘れずに。

 

もし落下したとき、首が変な角度などになってても首を動かさないのが大事なので

 

首が曲がってる方と逆の方向から話しかけてしまうと声が聞こえた方向に向きを変えてしまう可能性があるので

 

声をかけるときは顔が向いてる方から声をかけて下さい。

 

その他にも、滑落したときに何かが刺さってしまった場合にもその状態のまま救急隊が来るのを待ってください。

 

決して抜いたりしないように。

 

今回、講習して頂いた内容が役に立つことがない事が1番なのですが万が一事故があった時は慌てずに

 

今日の事を思い出して二次災害がないよう対処してください。

 

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講習をして下さいました入間消防署の皆様ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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